国土交通省能登復興事務所は8日、有識者でつくる検討会を石川県七尾市で開き、能登半島地震や豪雨で被災した半島沿岸部の国道などを「能登半島絶景海道」として整備する方針をまとめた。地震で最大4m以上隆起した道路周辺の海岸や災害遺構を活用し、落ち込んだ能登の観光再生を目指す。
能登半島計7市町を通る国道沿いなどには、日本海に面した急斜面の棚田「白米千枚田」(同県輪島市)など多数の景勝地がある。車だけでなく、バイクや自転車でも周遊できるよう道路整備を進める。
検討会委員長の藤生慎・金沢大教授は「地球のダイナミクスが新しい観光地を作ったとポジティブに捉え、生かしていくことが大切」と話した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする




