日本プロ野球選手会の新会長に就任し記者会見するソフトバンクの近藤健介=8日、大阪市

 労働組合・日本プロ野球選手会は8日、大阪市で定期大会を開き、11代目の新会長にソフトバンクの近藤健介外野手(32)を選出した。任期は1年。会沢翼会長(37)=広島=の後を受けた近藤は会見に臨み「問題点により関心を持ってもらえるような選手会にしたい」と抱負を述べた。

 副会長は西武の源田壮亮内野手(32)と、日本ハムから巨人に移籍した松本剛外野手(32)が務める。今後は誹謗中傷対策や、審判員の待遇向上などに取り組む方針を確認した。

 一般社団法人選手会の新理事長は広島の大瀬良大地投手(34)に決まった。