週明け8日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(380回債、表面利率1・7%)の利回りが上昇し、一時1・965%を付けた。日本相互証券によると2007年6月以来、18年半ぶりの高水準となる。

 日銀が継続的に利上げするとの見方が引き続き強く、国債が売られて利回りが上昇した。

 日銀の利上げ観測に加え、高市政権の積極財政政策による国債発行増を懸念し、長期金利は上昇が続いている。