国土交通省が、高速道路のインターチェンジ(IC)と病院などを結ぶ道路を無電柱化の「優先整備区間」に指定し、重点的に工事を進める方針を固めたことが5日、分かった。災害時に倒れた電柱で救援ルートが寸断されるのを防ぐためで、より緊急性の高い区間を示して整備を加速させる。
2030年度までの工事完了率の目標を今後定め、来年4月以降に決定する次期無電柱化推進計画(26~30年度)に盛り込む。工事を進める自治体は財政支援する。
優先整備区間は、ICと都道府県庁、病院を結ぶ国道や都道府県道などで、全国計約7500キロとする見込み。うち約6割は、道路上や周辺の土地に電柱が残っている。
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