特集は「AIさくら」さん 〜菰野町役場に新たな仲間が登場〜

三重県菰野町では、広報こもの 令和7年12月号を発行しました。

今号の特集は、町役場に新たに登場する “デジタルの仲間” 。

対話型AI 『AIさくらさん』です。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512050441-O1-8cm6GZu1

本名は「渋谷さくら」。ニックネームは「さくらさん」。

誕生日は4月5日、趣味はDIYとアイドル鑑賞。

「AIの力で世の中を笑顔にする」ことを夢に、菰野町役場での活躍がいよいよ始まります。

 

 

■ 3種類の「AIさくらさん」が登場

菰野町では、住民サービスの向上と業務の効率化を目的に、以下の3タイプのAIさくらさんを段階的に導入します。

 

・アバター接客対応さくらさん:2026年1月5日~

・AI電話対応さくらさん:2026年2月~

・AIチャットボットさくらさん:2026年2月~

 

役場窓口や電話、オンラインでの問い合わせに対応し、町民の皆さんをサポートする存在として活躍します。

 

 

■ AIとは?町でもすでに活用が進行中

AI(人工知能)とは、コンピューターが人間のように考え、判断し、学習する仕組みのこと。

従来のコンピューターが決められた計算のみを行っていたのに対し、AIは大量のデータを学習し、そこからパターンや法則を導き出して予測や判断ができる点が特徴です。

 

菰野町ではすでに、AIオンデマンド交通「のりあいタクシー」にAIを導入し、利用者のニーズに応じた効率的な配車や最適ルートの作成を行っています。

 

■ 生成AIで役場業務を効率化

近年、ChatGPTをはじめとする生成AIが注目を集めています。

従来のAIが「用意された答えを探す」ことを得意としていたのに対し、生成AIは新しい文章や情報を創り出すことができます。

 

AIさくらさんは、すでに複数の自治体で導入実績のあるノウハウを学習した独自AIエンジンをベースに、最新の生成AI技術を採用。

子育て、引っ越し、税金の手続きなど、役場業務に関する幅広い質問に対し、瞬時に適切な情報を探し出し、自然で分かりやすい言葉で回答します。

 

定型的な問い合わせをAIさくらさんが担うことで、職員はより専門性の高い相談や、きめ細かな住民対応に集中できるようになります。

AIさくらさんは学習を重ねながら、日々成長していきます。

 

 

■ 地域活性化起業人・DMM.com 菊地康宏さんのコメントも掲載

特集では、地域活性化起業人として菰野町に関わる、合同会社DMM.com 菊地康宏さんのインタビューも掲載されています。

 

菊池さんのインタビューを一部抜粋。

「AIを上手に活用することで、表現力に自信がなかった人でも、自分の内側にある情熱を余すことなく発信できるようになります。

AIはあくまで道具。そこに『菰野魂』を吹き込むのは私たち人間です。

まずは住民の皆さんや職員の日々に役立つ存在として身近に定着させ、将来的には窓口業務や観光案内など、より多くの方と接する場面へと活用の幅を広げていきたいです。」

 

■ 町民の皆さんにとって「最も身近で頼れる存在」へ

AIさくらさんは、町民の皆さんの暮らしをより便利に、よりスムーズに支える存在として活躍していきます。

菰野町では今後、AIを活用した新しい行政サービスのあり方を積極的に推進していく方針です。

 

 

より暮らしやすい町を目指してー。

『広報こもの』12月号では、新しい仲間である「AIさくらさん」を特集しています。

町民の文化活動や地域の魅力が詰まった最新号をぜひご覧ください。

 

 

広報こもの12月号は、町内各所や公式ホームページで閲覧可能です。

AIさくらさんの特徴や今後のお仕事内容について、ぜひご覧ください。

 

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WEB版 広報こもの令和7年12月号(NO.784)