【ワシントン共同】米国防総省の監察当局は4日、ヘグセス国防長官が民間通信アプリ「シグナル」を使い3月のイエメン空爆作戦計画を高官らと共有した問題を巡る調査報告書を公表した。ヘグセス氏の行動が作戦のリスクを高めたとし「任務の失敗や、米軍パイロットに危害が及ぶ可能性もあった」と指摘した。
報告書によると、ヘグセス氏は機微かつ非公開の作戦情報を個人の携帯電話からシグナルで送信。国防総省の規則に違反したと結論付けた。
ヘグセス氏は監察当局に対し、米軍の部隊や任務を危険にさらすような情報は含まれていなかったと主張していた。
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