【ローマ共同】ギリシャ西部のオリンピアで採火されたミラノ・コルティナ冬季五輪の聖火が4日、ローマ郊外の空港に到着した。イタリア国内の聖火リレーは6日にローマからスタートし、来年2月6日にミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)で行われる開会式まで約1万人が走り、約1万2千キロをつなぐ。

 聖火は4日にアテネで大会組織委員会に引き渡された。飛行機で運ばれ、組織委のジョバンニ・マラゴ会長と、女子テニスで昨年の全仏オープンとウィンブルドン選手権で準優勝したジャスミン・パオリーニ(イタリア)が、聖火の入ったランタンを持って空港に降りた。5日にはローマで記念の式典を実施する。