サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニールセン監督が4日、千葉市で取材に応じ、就任1年目の活動を「世界の強豪とも対戦し、自分たちの立ち位置が世界のトップ10にいることを確信できた」と総括した。
デンマーク出身で女子代表初の外国人監督は、攻守で主導権を握るスタイルを掲げ、初陣だった2月の国際親善大会で米国などを破って優勝。しかし主力組で臨んだ4月からの6戦で、ブラジルや欧州の実力国に対して2分け4敗と苦戦した。
監督は選手との意思疎通に課題を感じ、年内最後の活動だったカナダとの2連戦でミーティングの方法を修正。自身が英語で行っていた戦術の説明の一部を日本人の狩野コーチらに任せ、選手が理解や質問をしやすいように変えたという。守備のプレスが改善するなどして2連勝し「新しい方法を試し、うまくいった」と手応えを口にした。
次の活動となる来年3月のアジア・カップには、2027年女子W杯の切符が懸かる。目標の11年W杯以来優勝へ「ここから本当のチャレンジが始まる。状態がいい選手を選びたい」と話した。
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