クリスマスを控え、金色などに輝くチョウのサナギを飾り付けた「黄金のサナギツリー」が真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園花ちょう遊館にお目見えした。
神秘的に輝く「黄金のサナギツリー」=4日午前10時15分、真岡市下籠谷
高さ約1・5メートルのモミの木に、3種のチョウのサナギ約200個をオーナメントとして飾っている。金色はオオゴマダラ、緑色はアサギマダラとリュウキュウアサギマダラで、職員が卵から育てた。10日ごろに羽化が始まるという。
4日の市内は朝から冷え込んだものの、館内は気温20度前後に保たれ、ツリー設置前に羽化したチョウが舞って神秘的な雰囲気を醸し出していた。ツリー展示は28日まで。火曜休館。
同館のチョウ飼育担当若泉重幸(わかいずみしげゆき)さん(50)は「ツリーを毎年楽しみにしている人が多い。夏に産卵と羽化が停滞し心配したが、秋になり回復してほっとした」と話した。
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