【アルバカーキ共同】世界初の核実験が行われた米ニューメキシコ州を訪れている長崎の被爆者団体代表団は3日、アルバカーキの大学で平和に関し議論するワークショップを開いた。一行最年少の被爆3世山西咲和さん(24)が企画し、学生らに「平和は遠い理想ではなく、日々の傾聴から育まれる」と伝えた。
ニューメキシコ大の学生や関係者ら約20人がグループに分かれ、代表団と日米の核被害などへの考えを共有。山西さんは閉会に際し「原爆を落とした国を訪れるのが少し怖かったが、今日希望を見つけた。共に前進しましょう」と呼びかけた。
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