小泉進次郎防衛相が代表を務める自民党支部が昨年、企業から政治資金規正法が定める年間上限額を超える1千万円の寄付を受けていたとして、神戸学院大の上脇博之教授が4日までに、小泉氏や企業などに対する同法違反容疑の告発状を横浜地検に提出した。告発状は3日付。
告発状によると、小泉氏の支部「自民党神奈川県第11選挙区支部」は昨年12月10日、大阪府の企業から、規正法が定める年間上限を超える1千万円の寄付を受領したとしている。
規正法は、一つの企業が献金できる総額を会社の資本金に応じて年750万~1億円と規定。同社の資本金は1千万円で年間上限は750万円となっていた。
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