KCT ガジャ・マダ大学で寄付講座「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」プログラムを開講
2025年12月4日
株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー
https://jpkct.com/
株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー(代表取締役:川村雅之、以下KCT)は、昨今の生成AI技術に関する教育の必要性の高まりを背景に、ガジャ・マダ大学 数学・自然科学部(所在地:インドネシア・ジョグジャカルタ、学部長:Prof. Dr.Eng. Kuwat Triyana, M.Si.、以下、UGM)で、寄付講座「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」を開講したことをお知らせします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512020201-O1-94x00H66】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512020201-O2-r7c0d4d2】
開講の背景と目的
AIの進化は「使う」段階から「組み込む・自律させる」段階へと深化し、競争力の源泉が人とAIの共創へ移りつつあります。人材育成は単なるスキル研修ではなく、産業構造と組織の再設計を伴う“長期戦略”です。生成AIの急速な普及とエージェント化の進展により、AIの価値創造はプロセスや製品・サービスに深く組み込まれる段階へ。これに伴い、AIを研究・開発・活用・統治できる人材が国際競争を左右します。しかし、2030年にAI人材が最大12.4万人不足する見込み(日本推計)となっています。研究・開発者から企画・活用人材まで幅広く高度知識が要求され、育成・確保は喫緊の課題となります。
このような背景の中、KCTはUGMと共にコンピュータサイエンス分野における基礎研究および社会実装を目指すべく高度技術者人材の育成に向け、2024年10月に寄付講座に関するMoUを締結し、本年度は昨年に引き続き、第2回目の寄付講座「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」を国庫補助事業として2025年11月に開設いたしました。UGMで学ぶ学生を対象とした講座(特別講座)の開設並びに、その受講生へのKCTソリューションサービス事業部(事業部長:原田正昭)にて、2026年2月にインターンシップ(就業体験)の提供を通じた高度技術人材の育成プログラムを実施します。受講生に対し講座、インターンシップを通じて社会が学生に求める事業分野に関する知識や技術の指導を行い、能力を向上させるとともに、熊本で日本の文化や歴史、自然などを体験することで、日本での就職意欲を高め、日本企業の高度外国人材の就業につなげることを目的としています。
講義内容
このたび開講する「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」は、UGMコンピュータサイエンス学部や工学部の高学年を対象とした講義です。本講義は、個別の問題に対する解決策を明らかにすることを目的とする生成AIに関する応用研究につながる内容となります。講師には、実際に生成AIに関する応用研究に取り組む当社技術者・研究者をはじめ、知識科学の専門家(名誉教授)、ベンチャーの経営者を含め、多種多様なエキスパートをお招きし、講義と対談を交えた形式で行います。
第1講:我が体験的イノベーション経営~AI時代における方向性を知識科学と技術史の視点で考える〜
(主任講師:JAIST 名誉教授 井川康夫 工学博士)
第2講:KCTが創造する未来社会
(講師:KCT 代表取締役 川村雅之 MS M.Ed. MOT)
第3講:AIシステム開発技術概説1
(講師:KCT 主任スペシャリストエンジニア デュイヤン チャヒャ カイラワン UGM工学部卒)
第4講:AIシステム開発技術概説2
(講師:KCT スペシャリストエンジニア アフマド アルワリド UGM理学部卒)
第5講:AIシステム開発技術概説3
(講師:KCT スペシャリストエンジニア エイデンメイヤー カリフォルニア大学バークレー校 コンピュータサイエンス学部卒)
第6講:総括
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【会社概要】
会社名:株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー
所在地:東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアイーストタワー4F
代表者:代表取締役 川村雅之
設立:2008年7月
URL:https://jpkct.com/
事業内容:
株式会社ナレッジクリエーションテクノロジーは、2008年に東京で設立され、金融、AI、農業(Smart Firm)、通信、宇宙、官公庁などのICTシステムソリューション開発や様々な分野のICT関連製品やソリューションサービスを提供する企業である。また、IBMメインフレームの統合、クラウドサービス、アプリケーション・組み込み開発、独自のICTソリューションを持っているだけでなく、カリフォルニア州Engagelively社のGalyleoや東京大学発のAIスタートアップであるDEN-NO社などと戦略業務提携を結び、国内外の顧客に各種ソリューションを提供している。また、金融、保険、通信、テクノロジー等の大手企業とも、パートナーシップを確立している。
【大学概要】
ガジャ・マダ大学は、古都ジョグジャカルタに位置し、ガジャ・マダ高等教育センター、工科大学、政治学院、ソロの弁護士教育センター、クラテンの医科大学前臨床ユニットなど、それまでに設立された複数の高等教育機関が1949年に合併・創立されたインドネシアを代表する国立総合大学(18学部、73学科、62研究科)である。ガジャ・マダという名前にも独自の意味があり、島嶼群の統一に成功したマジャパヒト帝国のガジャ・マダ宰相の精神と模範の意味が込められている。QSの世界大学ランキングで、インドネシア最高位の教育研究環境を有しています。
KCT ガジャ・マダ大学で寄付講座「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」プログラムを開講
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