【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は3日、レアアース(希土類)などの重要原材料を安定的に確保するため、司令塔となる新組織を2026年初めに立ち上げると発表した。日本の取り組みを参考に、自動車や家電など幅広い製品に欠かせない資源の共同調達や備蓄を進め、サプライチェーン(供給網)を強化する。
資源開発などに最大30億ユーロ(約5400億円)の資金を充てる。資源の輸出規制で各国に経済的な圧力をかける中国への依存度を低下させる。
EUが立ち上げるのは「欧州重要原材料センター」。資源に関する市場の情報を収集し、EU加盟国と連携して投資や調達に関する戦略立案に携わる。
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