旧京都帝国大(現・京都大)の研究者が昭和初期に研究目的で集めた遺骨の返還を求めている市民団体「ニライ・カナイぬ会」(事務局・那覇市)は3日、京大のガイドラインに基づき同会への移管を申請した結果、移管先は「独立行政法人等を想定している」との回答があったと明らかにした。現時点で同会への移管を認めない趣旨の回答で、抗議する方針。
同会は先月13日、京大公表の保管リストに記載された沖縄県の遺骨106体の移管を申請。回答は今月2日にあり、「由来地は確定しているものの個人の特定できない人骨資料」の移管先は、自治体などから管理の委託を受けるなどして「地方公共団体と同視できる公共的団体」とした。
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