自動車や電機などの産業別労働組合(産別)でつくる金属労協は3日、2026年春闘で基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)要求を「月1万2千円以上」とする闘争方針を決定した。物価高に対応するため、ベア要求を始めた1998年以降で最高の要求額となった25年の方針を据え置いた。
闘争方針では「全ての組合員の実質賃金向上を確固たるものにする」との目標を掲げた。東京都内で開かれた協議委員会で金子晃浩議長は「水準の実現にこだわる強い意志を込めた」と述べた。
金属労協は自動車総連や電機連合、基幹労連など五つの産別で構成される。ホームページによると、組合員数は約200万人。
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