サッカーJ3で首位の栃木シティは23日、栃木市のシティーフットボールステーションで長野と対戦し、3-0で勝ってJ3参入1年目でJ2昇格を決めた。今節の勝利により勝ち点を74に伸ばし、1試合を残して自動昇格できる2位以内が確定した。通算成績は22勝8分け7敗。
栃木シティは0-0で迎えた後半11分、左CKからDFマテイ・ヨニッチが頭で決めて先制。直後にDF鈴木裕斗(すずきひろと)が追加点を挙げ、追加タイムにFW吉田篤志(よしだあつし)が決めてダメを押した。
栃木シティは2024年に7季ぶりの復帰となった日本フットボールリーグ(JFL)で優勝し、初めてJ3に昇格した。今季は開幕戦を白星で飾ると、5月3日の第11節FC大阪戦に勝利して初めて首位に立った。上位争いを繰り広げ、前半戦の19試合は12勝4分け3敗の2位で折り返した。
夏場は7月26日の第22節、栃木SCとの「栃木ダービー」に0-1で敗れるなど4試合連続で白星を逃して一時は3位に後退した。だが10月に入ると上位勢との連戦となった第30~33節を3勝1分けで乗り切って勢いを加速させた。今月8日の第35節讃岐戦は3-1で逆転勝ちし、7月以来約4カ月ぶりの首位に浮上していた。

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