戦時中の水没事故で朝鮮人を含む183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」を、韓国行政安全省の職員が20日、視察した。海中の坑道跡で8月に人骨が発見・回収されており、同省職員が発見以降、現地を公式に訪問するのは初めて。視察後に骨を回収した民間団体と意見交換した。
同省の「過去史関連業務支援団」の団長ら5人が訪問した。現場近くの慰霊碑で追悼後、人骨を回収した団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の井上洋子共同代表の説明を受けながら炭鉱遺構を視察した。視察後、張銅洙団長は団体のこれまでの取り組みを評価し「韓国政府ができることを考えたい」と話した。
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