鉄道建設・運輸施設整備支援機構は20日、北海道北斗市の軌道基地で、北海道新幹線の札幌延伸区間で使うレールの溶接作業を報道公開した。10月から開始し、効率化や時間短縮のため、レールに大電流を流して発生した熱を活用する「フラッシュバット溶接」を採用。担当者は「技術者不足や高齢化の問題解決につながる」と期待した。
基地内の溶接スペースで、赤いボディーの機械に長さ25メートルのレールが取り付けられると、火花が散るバチバチッという音とともに白い煙が舞い、1分半ほどで接合された。作業員らはレールを研磨したり、傷がないか検査したりしていた。
同機構によると、従来はガスの炎でレールを軟らかくして圧接するのが主流だった。
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