小さく生まれた子の成長を紹介する写真展示会場

 【宇都宮】17日の世界早産児デーに合わせ、小さく生まれた赤ちゃんの成長や育児の現状を紹介する「リトルベビー写真展」が21日まで、県庁15階企画展示ギャラリーで開かれている。

 当事者サークル「にちにちらんらん」の協力で県が主催し、サークルメンバー22人の子の育児エピソードを伝える写真や文章を展示している。今回はサークル主催イベントに来場した当事者家族の子どもの成長記録をまとめた製作物や思い出の品も並べた。

 サークルの活動内容、育児でうれしかったことや悲しかったこと、行政などに求める支援などメンバーから寄せられた声をまとめた掲示もある。

 小林恵(こばやしめぐみ)代表(48)は「大きく成長した子どもの姿を多くの人に見てほしい。当事者家族の励みとなり、育児を楽しいと思う機会にもなれば」と来場を呼びかけている。午前8時半~午後9時(最終日は1時半まで)。