修繕された本殿と小幡宮司

 【益子】益子の鹿島神社は、創建から今年で1180年の節目を迎えた記念事業として、築約100年の本殿を修繕した。建物は美しくよみがえり、自然災害から守るため木壁で覆われた。15日の同神社大祭で関係者にお披露目する。隣接する末社・八坂神社の建て替えなども今後行う予定で、小幡正之(おばたまさゆき)宮司(58)は「より良い形で神社を継承したい」と話している。

 鹿島神社は845年の創建。主祭神は茨城県の鹿島神宮と同じ「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」で、「勝利の神様」として親しまれている。