イチゴカラーが特徴的な「いちご研究所」と生井研究所長

赤く色付き始めた今シーズンのイチゴ

イチゴカラーが特徴的な「いちご研究所」と生井研究所長 赤く色付き始めた今シーズンのイチゴ

 丸みを帯びた赤い屋根、足元には緑の舗装。栃木市大塚町の田園地帯にイチゴのような色合いの施設がある。1089アールの広さの敷地に建つ、県農業総合研究センターの「いちご研究所」だ。全国唯一のイチゴ専門の研究機関として2008年に設立された。かわいらしい名前の施設で、どんな研究をしているのだろう。今年も県産イチゴの収穫期を迎え、生産量56年連続日本一に君臨する「いちご王国」の立役者を取材した。