栃木県立高教諭の男が勤務校にカメラを設置して盗撮したとされる事件を受けて、県内全市町立学校476校(分校を含む)で盗撮を想定した校内点検を実施し、カメラなどの不審物は見つからなかったことが11日までに、25市町教委への取材で分かった。事件後に県教委が市町教委に点検を要請し、8月下旬~10月上旬にそれぞれ実施した。多くの市町教委が今後も盗撮を想定した点検を継続していくという。
元高校教諭の男(38)=性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの罪で公判中=は勤務先の女子更衣室に侵入し、天井点検口部分に小型カメラを設置して盗撮したとして8月中旬に逮捕された。当時の勤務校と前任校からは30台以上のカメラが発見された。
県教委は事件後、県立学校79校で緊急点検を実施し、男が勤務した2校以外で不審物がなかったことを確認。8月20日付で市町教委にも実施を要請していた。
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