アーティストのアイナ・ジ・エンドがSNS総再生回数12億回を突破したヒット曲「革命道中 On The Way」をひっさげたツアーの最終公演を東京・台場のZepp DiverCityで行った。公演前に報道陣の取材に応じたアイナは、全国9都市のライブハウスを巡ったツアーを振り返り「ここ(ライブハウス)で育ったんだな。ここで育って良かったなと思った」と語った。
「革命道中」はビルボードの世界チャート「グローバル200」に6週連続でランク入りするなど、海外でも反響を呼んでいる。「TikTokやYouTubeのコメント欄に何語かな?っていう表記が増えて、それが自分にとって革命だなって思いました」
1人で行ったゲームセンターのUFOキャッチャーで、狙っていたアイテムが取れずにやけくそな気持ちでいた時、ふと店内に「革命道中」が流れたことがあったという。「唸るぜ」という歌い出しに、自然と「これはいい曲や」と奮い立たされたという。「自分自身が曲に元気をもらうチャンスがあるくらい街で流れているっていうことがうれしかった」。狙っていたアイテムも見事にゲットした。
青春をささげたBiSHが2023年に解散。ソロでの躍進が続く。「グループにいると6人で分散していた責任を1人で背負って怖いことが多かったんですけど(周りの)人を信じられるようになって、身を委ねられるようになって良かった」
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ツアー千秋楽、1曲目から披露したのは「革命道中」だ。4人のダンサーを従え、鋭くうなるような声から甘えたような声までを駆使して鮮烈に歌う。「声出せよ!」「行こうぜ!」と呼びかけると、満員のライブハウスに「ダンダンダダダン」というファンの叫び声が渦巻いた。
「6人で歌うロックサウンドで、1人で歌えない難しい歌」と取材で語っていたBiSH時代の代表曲「プロミスザスター」も披露した。ステージでは「一人っきりじゃ歌えない。あなたと歌って、過去を受けとめたい、過去を抱きしめたい」と呼びかけ、BiSH時代と同じ振り付けで歌うと、集まったファンの「アイナ!」の声援が、この日一番のうねりを起こした。









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