東京・上野の国立科学博物館で特別展「大絶滅展」の報道発表会が開かれ、ナビゲーターを務める俳優の福山雅治が出席した。約4億4千万年前から起こった5回の大きな絶滅現象「ビッグファイブ」をひもとき、生命進化の歴史をたどる。福山は、壮大なテーマを前に「自然と人間が今どういう関係にあるのかを伝えていくのが僕の役割なんだと思う」と語った。
絶滅の危機にある生き物が集まる地域「ホットスポット」を取り上げたNHKのドキュメンタリー番組に15年前から出演。世界各地を訪れ、自身が撮影した写真27点も展示する。
地球や自然との向き合い方は、畑でミカンを育てていた母方の祖母の生き方から強い影響を受けたという。「祖母は母親を含め、子どもを5人産みました。祖父が早くに他界し、不慣れな農業を引き継ぐしか生きる術はなく、牛を飼い、コメも育てていました」と振り返った。その姿を見てきた幼い頃の経験から「自然というのは、すごく美しいものであると同時に、非常に生きていくのが大変な場所なんです」としみじみと語る。
子どもたちへのメッセージとして「何とか生き残り、友達や大好きな家族と生きていくためにどうすればいいのかを考えてほしい」と話した。
同展は11月1日から来年2月23日まで。









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