第1クオーター、ブレックスの比江島がシュートを決める=かみす防災アリーナ

 りそなB1第6節は29日、茨城県神栖市のかみす防災アリーナほかで13試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは同地区の茨城に68-65で競り勝った。通算8勝2敗で順位は地区2位のまま。

 ブレックスは第1クオーター(Q)、序盤に比江島慎(ひえじままこと)らの連続9得点などで23-12とリード。第2Qはミスが重なり点差を詰められる時間もあったが、ギャビン・エドワーズの2本の3点シュートなどで立て直し、43-33で折り返した。

 第3Qは一転、序盤に連続10失点。シュートの確率も落ちて53-52と追い上げられた。第4Qは一進一退の展開が続き、8分、D.J・ニュービルの3点シュートで差を広げ、その後の反撃をしのいだ。

 アイザック・フォトゥは12得点、11リバウンドを記録し、2部門で2桁の「ダブルダブル」の活躍だった。

 次戦は11月1日午後3時5分から、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮で西地区のFE名古屋と対戦する。

■苦しい中で勝ちきる

 接戦を制し、平日夜のアウェーに駆けつけたファンに勝利を届けたブレックス。だがターンオーバー15本、後半わずか25得点とブレックスらしさを欠く厳しい内容に、比江島慎(ひえじままこと)は「反省点の多い試合になってしまった」と大歓声の中で首をかしげた。