栃木県内有数のリンゴの産地として知られる矢板市で、収穫作業が最盛期を迎えている。
同市長井にある加藤農園で旬を迎えているのは、赤い品種の陽光(ようこう)や黄色いシナノゴールド、ぐんま名月など。今年は台風や病害、害獣被害も少なく、大きく良品に育った。夏の少雨と暑さの影響で味も良く、小気味よい歯応えを楽しめるという。
真っ赤に色付き収穫最盛期を迎えたリンゴ=29日午前10時40分、矢板市長井、永嶌理絵撮影
真っ赤に色付き収穫最盛期を迎えたリンゴ=29日午前11時、矢板市長井、永嶌理絵撮影
収穫作業は12月上旬まで続き、直売所や道の駅やいたで販売される。同園の加藤博樹(かとうひろき)代表(50)は「ここ20年でトップクラスの色付きや味、大きさ、食感」と胸を張る。
29日は大勢がリンゴ狩りに訪れ、小山市、無職三浦和夫(みうらかずお)さん(73)は「毎年来ている。今年のリンゴも大きくておいしそう」と話していた。
愛犬とリンゴ狩りを楽しむ来場者=29日午前11時35分、矢板市長井
たわわに実ったシナノゴールド=29日午前11時50分、矢板市長井
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