日本料理、創作料理の「たわら寿」(大田原市中田原、遅沢利尚(おそざわ・としなお)店主)は11月29日、人気の日本酒「獺祭(だっさい)」や料理を味わう「第42回たわらしずく会」を開く。
株式会社獺祭(山口県岩国市)が主催する昨年の酒米コンテストでは、栃木県内の農場が最高賞のグランプリと準グランプリを受賞し、1位、2位を独占。このことから“ご当地獺祭”として、精米歩合の異なる本県産山田錦を使った「磨き二割三分」「磨き三割九分」が県内で発売された経緯がある。
午後5時からの特別セミナーでは獺祭執行役員の松藤直也(まつふじ・なおや)さん、主に麹(こうじ)と醪(もろみ)を担当する蔵長の長尾祥平(ながお・しょうへい)さんが登壇。さらに昨年グランプリを獲得した大田原市の五月女農場(そうとめ・のうじょう)の五月女文哉(そうとめ・ぶんや)さんも加わり、酒造りや獺祭の魅力を紹介する。
午後6時からのお酒の会では、「磨き二割三分」と「磨き三割九分」と、その味わいに合った料理を楽しめる。午後9時終了予定。
遅沢さんはお酒を勉強し始めたころの純米酒イベントで、当時社長だった獺祭の桜井博志(さくらい・ひろし)現会長に「一杯一杯を丁寧に提供していただいた思い出がある」という。その姿に感激し、獺祭を「進化、深化するお酒」「ピンチをチャンスに、そしてチャレンジしているお酒」「日本酒初心者から玄人までおいしく、魅了される香りある酒」として愛してきたという。
定員は先着約40人。参加費は男性1万2千円、女性1万円、夫婦の参加2万円、ノンアルコールドライバー8千円。
申し込みは同店0287・22・2023。

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