【下野】石橋中出身で作新学院高3年の吉田苺檎(よしだいちご)さん(17)が、中国・北京でこのほど行われたポッピングダンスの世界大会「DANCE VISION vol.11 LADIES POPPING BATTLE」で2位となった。
ポッピングはストリートダンスの一つ。筋肉の瞬間的な収縮と弛緩(しかん)を組み合わせて体をはじく動き「ヒット」や、ロボットのような機械的な動きを組み入れながら音楽に合わせて踊る。
同大会は中国のダンススタジオ「ZAHA CLUB」の主催。世界各国から100人以上が参加し、予選を通過した32人がトーナメントに進出した。吉田さんはトーナメントから出場する「バトルゲスト」として招待された。
トーナメントでは対戦する2人がその場で流れた曲に合わせて交互にダンスを披露し、審査員5人が審判を下す。
吉田さんは順調に勝ち上がり、決勝で英国のPARISさんと対決した。「PARISさんはダンスをしている人なら誰でも知っている方。圧倒されたが、とにかく曲に入り込んで楽しもうと思った」と当時の心境を語った。
結果は2対3で惜敗。それでも吉田さんは「終了後に審査員から『ヒットの動きの質が良い』と言ってもらえた。これからも進化し続け、世界1位を目指したい」と決意を新たにした。
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