栃木県の2023年度の特定健診実施率は60・8%で前年度より1・8ポイント増え、初めて6割を超えたことが17日までに、厚生労働省のまとめで分かった。特定保健指導の実施率は1・1ポイント増の31・6%で、こちらも過去最高を記録した。ただ、県が目標とする特定健診70%以上、特定保健指導45%以上とは開きがあり、県は市町などと連携してさらなる引き上げを目指す。

 県が健康長寿とちぎづくり推進条例に基づき、とちぎ健康21プラン3期計画に盛り込んだ施策として進捗(しんちょく)状況を県議会に報告した。