県大会で打率6割5分をマークし首位打者に輝いた文星付の弓野

 来春のセンバツ甲子園につながる第78回秋季関東地区高校野球大会は18日、山梨県で開幕する。本県2位の文星芸大付は同日午前10時半から、甲府市の小瀬スポーツ公園山日YBS球場で専大松戸(千葉1位)と、同1位の佐野日大は19日午前10時から、富士吉田市の富士北麓公園野球場で中央学院(千葉2位)と対戦する。県勢として2年ぶりのセンバツ出場を目指す両校の戦いを、県大会の成績から展望する。

 文星芸大付は高根澤力(たかねざわつとむ)監督が主将、4番で出場した1991年以来のセンバツを狙う。

 県大会4試合で先発した主戦左腕津久井雷仁(つくいらいと)は32回1/3を防御率1・39。制球力を重視した投球スタイルで、スライダーなど変化球を駆使して打者を打ち取る。