生活に欠かせない上下水道を巡り、栃木県内25市町のうち10市町が、直近5年間で料金を引き上げたことが6日までに、下野新聞社の25市町へのアンケートで分かった。さらに4市町が具体的な時期を含め、値上げの予定があると回答した。人口減少に伴い収入が伸び悩む一方で、上下水道事業を維持していくために、配水管の更新や耐震補強工事といった経費が重くのしかかる。時期は未定で値上げする方針を示す市町もあり、引き上げの動きが広がっている。