国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」第4日は1日、滋賀県高島市の今津総合運動公園第1グラウンドなどで行われ、県勢はソフトボール成年女子のホンダ単独チームが、ビクカメラと太陽誘電の選手で構成された群馬県選抜を6-2で下し、15年ぶり3度目の王座に就いた。

 弓道成年男子近的の本県選抜(五十嵐(いがらし)翔(しょう)=県連盟、熊倉貫太(くまくらかんた)=熊倉工業、柴田誠一(しばたせいいち)=多田プレス工業)は決勝で千葉に8-10で競り負け準優勝。馬術成年女子標準障害飛越で広田思乃(ひろたしの)(那須トレーニングファーム)も準優勝だった。

 テニス少年男子の伏見一輝(ふしみかずき)・江原叶碧(えはらとあ)(足利大付高)は準々決勝で石川県に1-2で敗退、順位決定予備戦の末に7位決定戦へ回った。相撲成年男子個人の西方航(にしかたわたる)(黒羽高教)は5位入賞した。

ソフトボール成年女子で優勝を決めマウンドで喜び合う本県のホンダ単独チーム=1日午前11時50分、滋賀県高島市の今津総合運動公園第1グラウンド、加藤竜矢撮影
ソフトボール成年女子で優勝を決めマウンドで喜び合う本県のホンダ単独チーム=1日午前11時50分、滋賀県高島市の今津総合運動公園第1グラウンド、加藤竜矢撮影

ルーキーが値千金の活躍

 マウンドに笑顔の花が咲いた。ソフトボール成年女子のホンダ単独チームは決勝で前回王者の群馬を6-2で下し、15年ぶりの栄冠。今大会で監督を務めた浜中武直(はまなかたけなお)コーチは「それぞれが自分の役割を果たした結果」と胸を張った。