4日投開票の自民党総裁選の選挙戦は最終盤に入っている。2度目の総裁選に挑む茂木敏充(もてぎとしみつ)前幹事長(69)=衆院栃木5区、11期=の人物紹介でよく取り上げられるのが、一度見たものを瞬時で覚えられるという茂木氏の「映像記憶能力」だ。一体どのような能力なのか-。取材してみると、決して良いことばかりではなく“負の側面”に苦悩する当事者がいることも分かった。

総裁選の出馬会見で記者からの質問に答える茂木氏=10日午後3時15分、衆院第2議員会館
茂木氏の公式ユーチューブチャンネルが4月に投稿したショート動画。映像記憶能力の「検証」と称して、電車に男女5人が並ぶイラストを10秒で覚えるよう促された茂木氏は、「つり革を掴んでいるのは何人?」「本を読んでいる人はどこにいた?」といった問題に次々と正解してみせた。
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