作品を手がけた大倉さん

 【栃木】ひょうたんの表面に描いたレース模様などをライトで照らしながら鑑賞する「ひょうたんアートの世界」が10月5日まで、万町の蔵の街市民ギャラリーで開かれている。作品を手がけたのは市内で「IKU-19(イク-ナインティーン)」の名前で活動する大倉郁子(おおくらいくこ)さん(60)。上品で優雅な衣装をまとったような大小約60点の力作が並び、幻想的な雰囲気を醸し出している。大倉さんは「柔らかい光を眺めてほっこりしてほしい」と呼びかけている。

 2019年に大病を患った大倉さんはリハビリの一環でアートに出合い、22年から本格的に制作を始めた。