明治安田J3第29節は27日、各地で7試合が行われ、栃木シティは栃木市のシティフットボールステーション(CFS)で鳥取に1-0で競り勝った。2連勝で通算17勝6分け6敗の勝ち点57。順位はJ2自動昇格圏の2位に浮上した。

 シティは前半26分、右クロスをFWピーター・ウタカが頭で合わせて先制。相手のセットプレーからピンチもあったが、ゴール前で体を張って得点を許さず、1-0で折り返した。

前半26分、栃木シティのFWウタカ(奥)が先制ゴールを決めて田中パと抱き合う=CFS、森田大地撮影
前半26分、栃木シティのFWウタカ(奥)が先制ゴールを決めて田中パと抱き合う=CFS、森田大地撮影

 後半は18分にFWバスケス・バイロンに決定機が訪れたが、シュートは枠の外。守備では最後まで運動量を落とさず、得意のハイプレスをかけ続けて2試合連続の無失点で切り抜けた。

 次戦は10月4日午後6時から鹿児島市の白波スタジアムで3位の鹿児島と対戦する。