ポストする小山市内最大のイベント「第73回小山の花火」が23日、観晃橋下流の思川河畔で行われ、約２万発の色とりどりの光の大輪が夜空を彩った。
思川河畔の夜空を幻想的に彩った「小山の花火」＝23日午後８時５分、小山市小山（約18秒間露光）
今年のテーマは「思川河畔に咲く幻想の花」で、午後６時40分ごろにスタート。尺玉や大玉の連発、スターマインといった大小さまざまな花火が夜空に打ち上がった。滝のように流れる幅約５００メートルの「ナイアガラ」の花火などでフィナーレを迎えると、会場は大きな拍手に包まれた。
思川河畔の夜空を幻想的に彩った「小山の花火」＝23日午後７時55分、小山市小山（約72秒間露光）
茨城県古河市から家族で訪れた会社員（小島周平こじましゅうへい）さん（35）は「毎年見に来ているが、今年も迫力があってきれいだった。虫の声を聞きながら、ちょうどいい涼しさで見られるのもいいですね」と満足そうだった。
思川河畔の夜空を幻想的に彩った「小山の花火」＝23日午後６時55分、小山市小山（約35秒間露光）
「小山の花火」は例年７月の最終日曜に実施してきたが、熱中症やゲリラ豪雨などのリスクを回避するため、今年から秋口の開催に変更した。
