本県産のナシをPRした「栃木の梨フェア」=20日午後、東京都江東区

 首都圏の人々に本県産のナシをPRするイベント「栃木の梨フェア」が20日、東京都江東区の観光施設「豊洲 千客万来」で開かれ、来場者たちが旬の「豊水」や「あきづき」に舌鼓を打った。

 県産農産物のイメージキャラクター「とちぎフレッシュメイト」の3人が、訪れた人たちに試食を呼びかけ、鮮度の高さや食感、甘みと酸味のバランスの良さなどをアピールした。試食した人からは「甘いね」の声が漏れ、おいしさを確認した後、すぐそばに並べられたナシを買い求めていた。

 県公式マスコットキャラクター「とちまるくん」も駆け付け会場を盛り上げ、県のアンテナ店「とちまるショップ」も出店して県産品を販売した。

 とちぎフレッシュメイトの大学生野崎未来(のざきみく)さん(22)は「目の前で栃木のナシの魅力を感じてもらえてうれしかった」と笑顔で話した。イベントは県やJA全農とちぎなどでつくる「県産農産物首都圏活用推進協議会」が主催し、同施設での開催は2回目。