「四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI」を手にする今井さん(左)と西岡さん

「四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI」

「四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI」を手にする今井さん(左)と西岡さん 「四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI」

 宇都宮酒造(宇都宮市)は、9月20~23日に那須塩原市の「那須千本松牧場」にぎわい広場で開かれるイベント「畑のマルシェ」に出店する。ものづくりに励む女性3人が女性のために作った純米吟醸酒「四季桜 ARUSHIROI(アルシロイ)」を中心に日本酒を販売する。

 アルシロイは、有機栽培米の農園「momo farm(モモファーム)」(大田原市)代表の西岡智子(にしおかともこ)さんが栽培した酒米・五百万石を用いた。宇都宮酒造管理栄養士の今井亜紀(いまいあき)さんが日本酒の仕様を立案し、杜氏(とうじ)に託した。

 商品名を京都市の下鴨神社に命名してもらい、ラベルは、那須町在住のクリエイターRari Yoshio(ラリ・ヨシオ)さんがデザインした。

 女性向け日本酒は一般的に「低アルコールで甘い」イメージがあるが、ARUSHIROIはやや辛口で程よい酸味、米のうま味を味わえる濃淳タイプという。精米歩合55%。アルコール分17%。

 このほか「四季桜 特別純米ひやおろし」「とちぎの星純米酒」「今井昌平(純米大吟醸酒)」なども販売し、車を運転してきた人には甘酒を提供する。

 畑のマルシェの開催時間は午前10時~午後4時。