栃木県内で1~8月に発生した労働災害の死者は、前年同期に比べて2倍の12人に上ったことが16日までに、栃木労働局のまとめで分かった。働き手の高齢化を背景として、年代別では60代以上が7人と突出している。昨年9月以降、労災死に歯止めがかからない状況を受けて、労働局は「死亡労働災害多発警報」を初めて発令し、高齢者に配慮した作業環境の整備などを求めている。
労働局によると、1~8月の労災死傷者は前年同期比1人増の1244人とほぼ横ばいだった一方で、死者は2倍となった。12人は2019年以降の同期間では最多タイ。2月と8月に各3人が死亡した。
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