県は16日、県内447地点の7月1日時点の基準地価を公表した。住宅地は33年連続、商業地は34年連続で下落したが、下落率はいずれも5年連続で縮小した。住宅地は宇都宮以南のJR宇都宮線沿線の他、宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)の沿線を中心に好調を維持した。周辺のさくら市などでも上昇傾向が見られた。工業地は4年連続で上昇し、本県工業地の需要の高さが改めて浮き彫りとなった。