国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」は14日、滋賀県のインフロニア草津アクアティクスセンターなどで会期前競技が行われ、成年男子板飛び込みの須山晴貴(すやまはるき)(日本水泳振興会)と競泳少年女子A200メートルバタフライの後藤結愛(ごとうゆあ)(佐野日大高)が、いずれも準優勝を果たした。

 須山は2位で迎えた3回目に順位を4位に落としたが、4回目の演技で2位に戻した。後藤は予選を全体1位で通過し、決勝は残り50メートルで5番手から追い上げを見せトップに迫った。

 同B100メートル背泳ぎでは福田光(ふくだひかる)(宇都宮白楊高)が6位入賞した。

「壁にぶつかったシーズンだった」

 「勝ち切れなかった」。成年男子板飛び込みで2年ぶりの頂点への返り咲きを狙った栃木県の須山晴貴(すやまはるき)(日本水泳振興会)は、今季自己最高の452・75点をたたき出すも無念の2位。演技後は落胆の言葉が口をついた。