作新学院高の学園祭でレモネードスタンド活動を行った大田和さん(右端)

 【宇都宮】レモネードの販売収益を小児がん患者や、家族の支援に充てる「レモネードスタンド活動」に取り組む氷室町、保育補助員大田和涼子(おおたわりょうこ)さん(44)が6日、母校の作新学院高で開かれた学園祭にブースを初出展した。白血病で5歳の長女瑠璃(るり)ちゃんを亡くした大田和さんの活動を紹介する本紙記事が契機となり、参加が実現した。多くの児童生徒らにレモネードを販売した大田和さんは「今を伸び伸び生きる大切さを知ってほしい」と願いを口にした。