第60回県知事盃争奪ゴルフ競技大会は4日、那須塩原市の塩原CCで一般女子の部、ミッドクイーンズの部の決勝が行われ、一般女子の部は佐野日大高2年の藤崎沙羅(ふじさきさら)(山梨)が初優勝、ミッドクイーンズの部は加藤仁美(かとうひとみ)(那須塩原)が2連覇を果たした。
一般女子の部(6330ヤード、パー72)は藤崎と茨城・ルネサンス高2年の五月女(そうとめ)愛来(あいく)(栃木)が2アンダー70で並び、4年ぶりのプレーオフ(PO)に突入。イン(北コース)1番パー4はパーで分け、2番パー4で藤崎が6メートルのバーディーパットを沈めて振り切った。2打差の3位はルネサンス高1年の黒須愛生(くろすめい)(宇都宮)。連覇を狙った松枝未倖(まつえだみゆき)(下野)は74で5位。2位が過去2度の飯田茜(いいだあかね)(真岡)は77で11位に終わった。
60歳以上のミッドクイーンズの部(5362ヤード、パー72)は2アンダー70の好スコアで加藤が連覇。5バーディー、3ボギーの内容だった。4度目の優勝を目指した平野(ひらの)いずみ(東京)がパープレーで2位。3位は熊沢悦子(くまざわえつこ)(宇都宮)が74で食い込んだ。優勝候補最右翼で4度目の女王を目指した角田里子(かくたさとこ)(同)は4位。一般女子の部、クイーンズの部を制して史上初の三冠を狙った秋山(あきやま)ミイ(同)は13位に終わった。
■プレーオフの激闘制し初優勝 「自信になる」
6メートルのバーディーパットはきれいなスライスラインを描いてカップに吸い込まれた。「緊張したが、勝ててうれしい」。藤崎沙羅(ふじさきさら)(山梨)はプレーオフ(PO)の末の優勝に白い歯を見せた。
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