本県の女性の地位向上や社会のジェンダー平等を目指して活動してきた県女性団体連絡協議会が、本年度をもって解散することが、21日までに分かった。婦人会活動の縮小などに伴い加盟団体が減り、会員の高齢化も進んだことで継続が困難になった。約40年にわたり、男女共同参画の理念を開拓してきた団体が歴史に幕を下ろす。
同協議会は、1988年に設立された。49年に労働省(現厚生労働省)が提唱した婦人週間に合わせて発足した「県各種婦人団体連絡協議会」と、その後、県の事業で設置された「県婦人関係団体連絡会議」を一本化した組織として、32団体の加盟でスタートした。
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