落語家の三遊亭歌橘さん

 落語家になったのは10代の頃。約30年間、都内で暮らしていましたが、昨年末、足利市へ拠点を戻しました。4月の市長選は無投票だったので、地元で票を投じるのは今回が初めてです。

 若手時代、おかみさん(師匠・三遊亭円歌(さんゆうていえんか)さんの妻)から「選挙には必ず行きなさい」と厳しく言われました。落語家が政治の話題に触れ、笑いを取る場面は少なくありません。社会風刺の一種であり、師匠も毒舌家と呼ばれていました。