
壬生町の目抜き通り「蘭学通り」沿いにあって、ひときわ目を引く大きな門。町を代表する文化財・松本家住宅の表門で、主屋(しゅや)などを含めた6件が国登録有形文化財となっています。
本県特産品のかんぴょうは江戸時代、水口藩(みなくちはん)(滋賀県甲賀市)から来て壬生藩主となった鳥居忠英(とりいただてる)がもたらしたとされます。忠英のお供でやって来たといわれているのが松本庄兵衛(まつもとしょうべえ)で、この松本家本家の初代。ここから分かれた分家の初代庄作(しょうさく)により整備されたのが、松本家住宅です。

庭の雰囲気も相まって風情漂う主屋(写真右)。左手は奥から居住蔵、穀蔵(松本幸三さん提供)
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