出品されたブドウの品質を審査する関係者ら

 【栃木】JAしもつけの岩舟町ぶどう生産出荷組合は7日、岩舟町下津原の岩舟地区青果物一元集出荷所で、2025年産ハウスブドウの品評会を開いた。

 農家の栽培技術や生産意欲を高めてもらおうと毎年実施している。今回は同組合員15人がハウスで育てた32点を出品。ぎっしりと箱詰めされたシャインマスカットや巨峰が並んだ。

 県下都賀農業振興事務所や同JA職員ら5人が色や房の形、粒の大きさなど7項目を審査し、上位6点を選出した。審査委員長を務めた同事務所の杉原一弘(すぎはらかずひろ)部長補佐(55)は「発色や粒の付きもいい。出荷が拡大し生産者の評価が高まればうれしい」と講評した。

 上位入賞者は次の通り。

 最優秀賞 小野達也▽優秀賞 野口浩志、栃木正行▽優良賞 小林保治、佐山猛夫、佐山哲夫