
栃木県埋蔵文化財センターには、県内の約520遺跡で発掘した旧石器時代(約1万6千年以上前)の土器から数十年前の茶わんや瓶などさまざまな「遺物」が収蔵されています。約1800平方メートルものスペースに、土器の破片などが入った箱(長さ54センチ、幅34センチ、深さ10センチ)が約4万2千個保管されている収蔵庫を見せてもらいました。
中に入ると、さまざまな形や色の土器が棚に並べられています。「ぜひ持って、いろいろな角度から見てください」と話す普及活用課の篠原浩恵(しのはらひろえ)さん(60)。なんと棚の土器は全て触っていいそうです。縁に装飾が付いた縄文土器を手に取ると、ざらざらした感触や想像より重いことが分かりました。

さまざまな時代の土器が並ぶ収蔵庫
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