日光市所野の日光霧降アイスアリーナで6日のオープンに向け、スケートリンクに氷を張る結氷作業が大詰めを迎えている。リンクには前身の古河電工アイスホッケー部創部から100周年を迎えたHC栃木日光アイスバックスの記念ロゴも入れられた。

大詰めを迎えた結氷作業と100周年ロゴ=2日午前9時、日光市所野
同市公共施設振興公社によると、今年は6月21日に散水作業を開始し、2日までに氷の厚さは約10センチとなった。リンクは一般滑走のほか、バックスの試合と練習などで使われる。薄井智幸(うすいともゆき)所長は「今年も良い氷が仕上がっている」と手応えを感じていた。

大詰めを迎えた結氷作業と100周年ロゴ=2日午前10時5分、日光市所野
1998~2004年に古河電工とバックスで活躍し、現在は監督を務める藤澤悌史(ふじさわよしふみ)氏は「重みは感じるが、今までと変わらず積み上げてきたものをリーグ戦で発揮していきたい」と話した。
(文・写真 森田大地)