下野新聞の夏の全国高校野球選手権栃木大会の名物連載「白球の詩」。ともに夢を追った仲間との日々、胸に秘めた覚悟、知られざる親子の葛藤…。連載が始まった1980年以降の紙面から、心を揺さぶる珠玉のストーリーの数々を紹介します(7月9日まで毎日配信予定)。記事一覧はこちら。
【白球の詩】2012年(第94回大会)作新学院・石井一成遊撃手
開会式から15日ぶりに手にした優勝旗は、その重みを増していた。2年連続8度目の夏の甲子園を決めた作新の主将、石井一成。「昨年は先輩たちに甲子園に連れて行ってもらったが、この夏は違う」。充実感がこみ上げた。
昨夏、作新は甲子園で快進撃を続けて49年ぶりとなる4強に進出。石井も1番・三塁手として、その舞台に立った。新チームが結成されると、野球への情熱や人間性が買われ、小針崇宏監督から主将に指名された。
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